酒井抱一の絵手鑑
静嘉堂文庫美術館で開催している「東洋絵画の精華」(前期:珠玉の日本絵画コレクション)に行きました。
見たかったのは酒井抱一の絵手鑑。
絵手鑑は、一帖の画帖の裏表に36図ずつ、全72図を張り込んだ作品です。
おそらく巻物展示のように部分展示だろうから、10図くらい見られればいいほうかなと思っていたら、13図の展示に加えてデジタルディスプレイでスライドショーをしていて、原図とスライドと合わせて全72図見られるようになっていました。
全て原画とはいかなくても、展示されていない部分も見ることができたのはとても嬉しい!
上の写真左の富士山図、右の蓮池に蛙図のほか、朝顔、紅葉に鈴虫、人物図など様々なモチーフが酒井抱一ならではの構図と色使いで描かれた作品集です。
絵手鑑は場面を代えて展示するそうなので、期間中(2012年5月20日まで)行けたらまた見に行きたいなあ。
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もうひとつの見どころは「平治物語絵巻 信西巻」です。
平治の乱を描いた合戦絵巻「平治物語絵巻」の現存する3巻のうちの1巻です(制作時期は鎌倉時代、13世紀!)。
残り2巻のうち1巻はボストン美術館所蔵の「三条殿夜討巻」で、現在、東京国立博物館での「ボストン美術館 日本美術の至宝」で2012年6月10日まで展示中。
もう1巻は東京国立博物館所蔵の「六波羅行幸巻」で、同館の本館にて2012年5月27日まで展示中。
つまり、今は平治物語絵巻の3巻を日本で見ることのできるまたとない機会なのだそう。
そうとは知らずにずいぶん前にボストン美術館展の前売りチケットを買いながらもいまだ行ってない(ボストン美術館展に)私は、「そうだったのか!それははやく行ってしっかり見てこなくては」とにわかに意気込んでいます。
静嘉堂文庫の「信西巻」をじっくり見ましたが、かなりリアルな描写で、戦いの双方の必死さが伝わってきて胸が痛くなりました。












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