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2008年4月

2008年4月23日 (水)

その後のいちご苗 - ランナー -

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前回の記事(3月13日)には苗の入手から授粉、収穫までを書きました。

あれから約1ヵ月たった4月中旬…根元から細長いひものようなものがのびてきました。

これはなに!?いちごの触手?

近づいてみるとこんな形をしています↓

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調べてみると…

これはランナーなのだそうです。

いちごは栄養繁殖で次の世代を作る植物で、ランナーの先に子株ができて次の苗になり、その子株からさらにランナーがでて次の子株ができ、またさらに…と、ランナーをのばして次から次へと繁殖していくのだそう。

種子をまいて発芽させることもできますが、種子繁殖では親株の遺伝を受け継がせるのが難しいようです。

へ~、そうだったのか。

1番目のランナーにできる苗を太郎苗、

太郎苗からでたランナーにできるのを次郎苗、

その次にできるのを三郎苗と呼ぶのだとか。

栄養状態がよければ五郎くらいまでいくのだそうです。

まず太郎苗を発芽させるべくポットを設置しました。

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ランナーがのび始めたトップの写真から10日後(4月23日)

一番手前のランナーから葉っぱがでてきました↓

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ポットに定着させるコツは、水分を切らさないようにしてなるべく早く根付かせ、自分の根で栄養をとれるようにすること。

まだ根はでていません。

ベランダは風が吹いて乾燥しやすいので風よけを作ったほうがいいのかもしれません。

きょうは特に風が強いです。

とりあえず、ポットのまわりを大きめの鉢で囲んで避難所にしました。

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2008年4月17日 (木)

ちっちゃいもの展に行きました

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ちっちゃいもの展に行きました。

写真は会場のアトリエ・アッティコのエントランスです。

このスロープのつきあたり右手の階段をのぼったところに、アトリエ室内への入口があります。

入口はガラスの引き戸になっていて中が見えるので入りやすい雰囲気。

室内は、入口側のガラス戸、その向かいのバルコニー側のガラス窓、入口とバルコニーを結ぶ壁面の出窓と、三面が窓で囲まれていて、自然光のあふれる明るい感じのアトリエです。

出窓側に三好貴子さんの作品が展示されていましたので見ていましたら、三好さんご本人がアトリエにいらっしゃっていて、作品の説明をしてくださいました。

ちっちゃいもの展という名前のとおり、作品はどれも手のひらにのるような小さいものばかりです。

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豆本

中を開くと、1ページずつ英単語とその単語を表わすイラストが水彩で描かれています。英単語は1ページ目から順番にしりとりになっているそうです。

縦5cm、横4cmくらい…?もう少し小さいかも。厚さは3cmくらいかな。

布のカバーで装丁されていて花ぎれもついています。こんなに小さいのに!

小さなページに描かれた水彩画は本当に繊細できれいで、ずっとしりとりが終わらないでほしいなどと思ってしまいます。

でもこんなにたくさんのしりとりと絵を考えるなんて…

「途中からは気合で作り続けた」のだそうで…いや本当に、すばらしい。

こんなしりとり絵本が本棚にあったらなあ。とても楽しい絵本です。

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銅版画

銅版画は一番作品数が多くて、水彩で着色したもの、削ったところにだけインクを流して刷った1色刷りのもの、さらに全体に別の色を重ねて刷った2色刷りのものなどいくつかのパターンがありました。

色ののせかたによってイメージががらりと変わります。

刷るときの温度や湿度によって仕上がりも変わってくるのだそうです。

水彩で着色した銅版画は木の額縁にはいっていて、温かな雰囲気でした。

厚い長方形のガラスの間に銅版画がはいっているものがあって(こちらは1色か2色刷りの銅版画でした)、これがとてもすてきでした。

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カードスタンド

一見すると木のように見えるのですが、素材は粘土なのだそうです。

粘土といっても、油粘土ではなくて石のような成分がはいっている粘土とのこと。

長方形や台形などいろいろな形に成形されていて、それぞれ上の面に切り込みがあり、そこにカードを差し込むタイプのスタンドです。

ビーズをはりつけてあるものもあって、キラキラした感じがきれいでした。

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作家さん本人に作品の説明をしてもらうことは、作品そのものを詳しく解説してもらえるのが嬉しいことですが、それとは別に、作品への思いや作る過程でのエピソードなどを聞くことができるのがもうひとつの楽しみです。

自分だけで作品を見るのとは違う印象を持つことができるような気がします。

三好貴子さんは、華やかでありつつ、気さくで明るい感じのすてきなかたでした。

7月には銀座の画廊で個展があるそうなので、こちらも楽しみです。

***

「ちっちゃいもの展」は4月20日(日)まで。12時から19時(20日は17時まで)です。

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2008年4月14日 (月)

絵を描くきっかけ

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絵を描こうという気持ちに再びなったのは、三好貴子さんの絵に出会ったからだと思う。

学生のころも会社勤めをするようになってからも、絵とはつかず離れずの関係だったのだが、仕事が忙しくなったころからか、スケッチブックを開くことがなくなっていった。

そして7年か8年たって。

ときどきでかける文具屋のポストカードの棚に、すっと心にはいってくる絵があった。

和紙に印刷された水彩画。

青い日本手ぬぐいが何枚か描かれている。

その青とにじんだように広がる色彩は、心の深いところにゆっくりとしみてくるようだった。

サインを見ると、Takako y. miyoshiとあった。

*

絵にまつわる記憶といえば、幼稚園の時。

お友達の顔というテーマのお絵かきの時間に、下書きを黄色のクレヨンで描き始めたら、まわりの園児たちに「黄色なんて変だ」と言われた。

顔は肌色で、髪の毛は黒で描き始めるものらしい。

今考えればそれは正しい。

なぜ黄色で描いていたのか(そのお絵かきの時間以前にも下書きは黄色と決めていた)、それは忘れたけれど、

「黄色なんて変だ」と言われても、私はひるむことなく「これでいいのだ」と思っていた。

当時も今も、人の意見を気にしてはあれこれ傷ついたり気をもんでばかりの自分が、あの時あっさりと「これでいいの」と思えたことが強く記憶に残っている。

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三好さんのポストカードに出会ってからしばらくして本屋で見つけたのが、『水彩レッスン1・2・3』という本だ。

これから水彩画をはじめようという人向けに、道具のこと、紙のこと、絵の具の使い方などが、三好さんの絵、解説とともにわかりやすく丁寧に書かれている。

この本で練習すれば三好さんのような絵が描けるのかも…!?

そんなわけないのだけど!

それでも、三好さんの絵の、あの青はなんていう絵の具を使っているのか、あの影のつけ方はどうやっているのか、あの色のにじませかたは…それらの疑問を、この本を見ながら絵を描くことでひとつずつ知ることができるのは素晴らしいことだった。

この『水彩レッスン1・2・3』がでたのが2004年。

そのあと2007年に『旅の水彩スケッチ』という本がでた。

こちらは三好さんが旅先で描いた水彩画がたくさん載っている。

旅の水彩スケッチなので、道具も携帯できるコンパクトなものが中心。

パレットにセットされている固形水彩絵の具や、軸に水がはいっている水筆という筆、ジャバラタイプの筆洗など…なるほど外で水彩画を描くのにはそれにふさわしい道具があるのだなと気づく。

水彩画の技法に関する本以外には本の挿画もたくさん手がけられていて、なかでも『田崎真也の今日はこのワイン』はワインの話とともに三好さんの絵をたっぷり楽しむことができる大好きな一冊だ。

*

さて、これほど崇拝する三好貴子さんなのだが、まだ一度も展覧会を見たことがない。

情報収集力のなさゆえか、気づくと展覧会の開催期間が過ぎていて、何度も「なんで気づかなかったのか!?」とあとから地団太を踏んでばかり。

ところが!今度こそ、行くことができそうです!

明日、4月15日から20日まで、「ちっちゃいもの展」という展覧会がアトリエ・アッティコという二子玉川のギャラリーで開催されます。

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7人の作家(クラフト作家、テキスタル作家、イラストレータなど)がそれぞれ作った、手のひらに乗るような小さな作品の展覧会とのこと。

その中に三好貴子さんの作品も。

楽しみです。

***

追記 : ちっちゃいもの展に行ってきました。詳しくはこちら→ 「ちっちゃいもの展に行きました」

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2008年4月 7日 (月)

ゆすら

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「ゆすら」という名のお菓子をみつけました。

紀の国屋という和菓子屋さんのもの。

ゆすらうめだ~

最初はゆすらの名前に足を止め、

それからガラスケースの中の商品をよく見ると、

丸々とした形や桃色の薄紙に包まれたたたずまい、ふた付きの箱、すべてがかわいい!

箱のふたは背のところがくっついていて、オルゴールのようにひらくタイプ。

この箱だけでもほしいくらい。食べ終わったら何に使おうかと夢が広がります。

箱の中にはいっていた説明書きには、

  姉妹(おとどい)や 麦藁籠に ゆすらうめ   虚子

  以前はよく庭に、ゆすら梅の木が植えられておりました

  春には白い花をつけ、初夏に実る赤い小さな実は甘酸っぱく、

  子どもたちはこれを食べるのを楽しみにいていました

  古きよき時代の「ゆすらうめ」をイメージしてお菓子を作りました

と書かれています。

白あんを薄桃色のホワイトチョコで包んでいるものと抹茶色のチョコで包んでいるものの2種類の味。

薄紙を開くと意外に大きくて驚くのですが、控え目な甘さとやわらかくはかなげな口当たりにもうひとつ…と手がのびる。

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説明書きの紙に描かれていたゆすらうめの絵と文字がきれいだったので、トレースして色をつけてみました。

上に重ねた薄桃色は、ゆすらが包まれていた薄紙です。

紀の国屋のサイトがみつからなかったので、紙袋に印刷されていた店舗一覧を…すみません、しわくちゃで…↓

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多摩地区が中心のようです。

ゆすら以外にも最中や粟大福、おこじゅ、ふらここなどおいしい&おいしそうな和菓子がたくさんあります。

和菓子そのものの素朴な品のある感じもすてきなのですが、和菓子を包む紙や箱のかたち、和紙の色の合わせかたがとてもきれいでそこにも惹かれます。

そのセンス見たさについ何度も足を運んでしまいます。

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