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2008年11月

2008年11月19日 (水)

山ぶどうの色

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先日、山ぶどうドロップを作ったときにお皿に残った液体が、心に沁みるように深く鮮やかな色をしていた。

山ぶどうは、皮を見ると黒に近い紫で、実をだしてみると薄黄緑色なのだけど、ふたつが混ざると深紅色になる。

砂糖が入っているから、つやつやしていてよけいにコクのある色に見えるのだろう。

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色を見るのは楽しい。

この山ぶどう色をそのまま絵の具にできたらどんな絵が描けるだろうと思うが、それはかなわないことだ。

ではこれと似た色の絵の具はなんという名前なのだろうと探してみる。

レンブラントのアリザリンクリムソン Alizarin Crimson とか?

アリザリンAlizarinはアカネ根からとれる紅色色素で、クリムソンCrimsonは深紅色のこと。

色の名称はぶどうと関係ないのだけど、アリザリンクリムソン、アカネ根、深紅色、山ぶどうとつなげてみると、色の印象に奥行きがでるような気がする。

例えば、山ぶどうを煮詰めているときの木べらの感触とか、裏ごししているときにエプロンにはねた染みの色とか、ドロップの甘いにおいなんかを、アリザリンクリムソンを筆にとったときに思う。

色が日常生活と結びつくと、ひとつの色にいくつもの引き出しができる。

その過程が楽しい。

*

山ぶどうの絵に使った色

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シュミンケSCHMINCKEのビリジアンViridianは今回初めて使ってみたのですが、筆を紙に置いたときの絵の具の吸い込まれ方と伸びはとても感動的でした。

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2008年11月 1日 (土)

白い麻の割烹着

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日本舞踊をやっている友人から、着物のときに着る割烹着のリクエストをもらい作りました。

後ろから見るとこんな感じです。

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布は麻布館の白の麻。0201という型番のものです。

1年くらい前に、同じ布で食器用のフキンを作り今も使っているのですが、コシがあって丈夫であるうえに手触りがすべすべと滑らかで、とても気持ちの良い麻です。

型紙は『手作りのエプロン&作務衣70てん』(ブティック社 , 2005)より。

襟まわりのあきを少し大きくして、後ろ身頃の裾が直線だったのを曲線にアレンジしました。

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