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2009年9月

2009年9月25日 (金)

なかだえりさんのいちじく

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なかだえりさんの個展に行ったのは6月のこと。

約190年前に建てられた蔵をアトリエにしていらして、個展もその蔵で開催されました。

玄関のたたきには靴がぎゅうぎゅうに並んでいて、

個展に訪れた人々は皆、前のひとの靴を踏まないように気をつけて「よいしょ」とか「あらごめんなさい」とか言いながらあがっていく、大盛況な個展でした。

木の床を歩く時のきゅっきゅっという音がおもしろかった。

建物の絵のすっと柱がとおった感じとか、食べもの屋の人々を描いた笑顔とか、すごくいいです。

植物や動物の絵の構図がすばらしく魅力的でした。

いちじくの絵に惹かれて、そのポストカードを購入しました。

冒頭イラストは、なかださんのポストカードから模写したいちじくです。

いちじく、なかださんの絵は水彩と色鉛筆で描かれています。

秋になったらいちじくのジャムを作ろうと思っていたのだと、このいちじくを見て思い出した、作ろうっと。

なかだえりさんの絵は毎週火曜日に読売新聞の夕刊の「なかだえりの さんぽるぽ」に掲載されています(文も)。

なかだえりさんのサイトでも作品を見ることができます。 →読売新聞掲載のものも載っています

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2009年9月17日 (木)

シルクのスカーフ

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シルクのスカーフ。

曲線と曲線が重なる幾何学的な模様です。

少しずつちがうピンク色で彩られている。

こういう模様と配色ってどうやって考えるんだろう。

結ぶといろいろなピンクがちょうどいい感じに顔をだすのだ。

春に何度かして、夏は出番がなかったけど、秋になって涼しくなったらまた使おうと思う。

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2009年9月14日 (月)

ミシンはしばらくお休み

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こないだからミシンの調子が悪い。

縫い目が飛んでしまう。

いい時はいいんだけど、しばらくするとまた飛ぶ。

上糸の送りがたわむと2目か3目くらい飛んで不規則な縫い目になる。

取扱説明書を見ながら不具合の場合の対処方法をひととおりやってみる。

しかし状況は変わらず。

それではと、お困りのときはこちらへ、と書かれているカスタマーセンターの番号に電話してみた。

不具合の状況と、取扱説明書に書いてあった対処方法(針の交換、ボビン周辺の掃除など)をやってみた旨を言うと、

「お客様が対処してくださった方法で正常に動かないのであれば、故障の可能性があるので、一度こちらで引き取って見させていただきたい」とのこと。

で、さっそく修理に出しました。

もどってくるまで3週間くらいとのこと。

しばらくの間、ミシンはお休みです。

*

写真は縫いかけのダブルガーゼのブラウス。

赤のダブルガーゼがあるなんて!とひとり興奮しつつ安田3丁目店で買った布です。

上にのっている猫はイギリスのシェラット&シンプソン(Sheratt & Simpson)のもの。

1999年ころに購入したものです。

シェラット&シンプソンは猫や犬、はりねずみ、りす、ねずみなどの動物のフィギュアを作っている会社で、それぞれの動物の自然なしぐさをとらえたフィギュアは他にはない精巧さと愛らしさ。

なかでも猫のフィギュアが大好き!

「猫ってこういうしぐさするよねえ」という絶妙なところを形にしてしまう観察眼は本当に素晴らしくて、カタログで見るたびにしあわせな気持ちになりました。

そして最初に買ったのがこの茶色の猫。

次はあくびをしている猫か、おなかをだして寝ている猫もかわいいし…と少しずつ集めていきたいと思っていたのですが、伝え聞くところによるとシェラット&シンプソンは2001年に閉店し、社名は残しているものの制作会社が変わったようなのです。

現在も、精巧でいまにも動きだしそうな一瞬をとらえた作りであることに変わりはないのですが、以前とは若干テイストが変わったかなあという気もします。

写真で見た感想なので実物を見てみたいのだけど、販売店は日本にあるのだろうか。。。

動物のフィギュアではドイツのシュライヒ(Schleich)のものもリアルな感じが好きです。

シュライヒは羊や牛や豚がすごーくかわいい!

農場の動物以外にも野生動物のトラとかイノシシとかカエルとか種類がたくさんある。

思わずシュライヒ農場とその周辺の森の動物たち…なんて感じで集めてみたくなります。

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2009年9月10日 (木)

部屋着用のスカート

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スカートを作りました。

このデザインで作るのは3回目。

とてもはきやすくて大気に入りなのです。

 1回目:綿の黄緑色のギンガムチェック、 2回目:ウールガーゼの茶色無地

今回は、綿麻混の茶色のギンガムチェックの布を使いました。

ウエストはゴム。

タックを寄せてからゴムを通すので、腰周りがすっきり仕上がるところが良い。

すっきり見えつつゴムで楽々~な部屋着スカートです。

*

1回目、2回目は裏地をつけなかったのですが、今回はつけてみました。

裏地は、部屋着だからポリエステルじゃないほうがいいなあ(ヒヤッとする感じがちょっと苦手)と思うものの、ポリエステルに代わる薄手の布をなかなかみつけられないでいました。

どんなに薄い布を選んだつもりでも、綿だと裏地にしたときにもたついてスカートにボリュームがでてしまう。

ある日、無印良品でスカートを探していて、そういえば裏地はなにを使ってるんだろうと見るとガーゼのような薄い綿。

これはシングルガーゼ?

シングルガーゼは、布のオンラインショップでその存在を目にしていたものの、さわったことがないので無印の裏地=シングルガーゼかどうか確信は持てなかったけれど、いつも使ってるダブルガーゼを1枚にしたらこんな感じなんじゃない?

それになによりも着心地がよさそう。

近所の布屋にはシングルガーゼはおいてなかったのですが、日暮里の安田3丁目店にならあるかも。

行ってみたらありました!

さわってみると、無印の張りのあるものよりも少しやわらかい感じ、布の薄さは裏地によさそうです。

白とベージュの2種類があり、ベージュのほうにしてみました。

で、裏地をつけてみて、裏から見たところ↓

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シングルガーゼの肌触りが着ていてとてつもなく気持ちいいです。

*

表布:フェルマータ

裏布:安田3丁目店

型紙:Polka drops(ポルカドロップス)のサイトで配信されている「簡単すっきりギャザースカート」より。ウエストをリボン結びできるようアレンジしました。

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2009年9月 8日 (火)

個展 忌野清志郎の世界

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忌野清志郎さんの絵は、絵本の挿画や雑誌のイラストなどで見たことはあったけれど原画を見るのは初めて。

原画はまったく別のパワーを持っていた。

絵は立体物なんだなあと思う。

筆使いやひとつひとつの色が力強く、絵具が盛り上がってたりつやつやしてたりして、実際立体なのだ。

『ブーアの森』では部分的にきらきらと輝く絵具を使っていて、そのきらきらが照明を受けてとてもきれい。

少年の目からあふれる涙がほんとうに絵からあふれるようだった。

清志郎さんのあたたかくやさしい絵を見ていたら、

じわじわと押し寄せる感情の波に、心の防波堤がついに決壊。

絵を見て涙が出たのは初めてだったのでびっくりした。

清志郎さんの歌声や歌詞やメロディーや、インタビューのときに見せる誠実な人柄が全部つまっている、そんな絵だ。

*

ラフォーレミュージアム原宿で2009年9月13日(日)まで。

原宿での展示に続き、2009年9月18日からは名古屋パルコにて開催されるそうです。

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2009年9月 7日 (月)

蓮の花

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8月半ば頃、電車とバスに乗って出かけた公園の蓮池で咲いていた蓮の花。

葉っぱのふちの波打っているところとか、花弁のつきかたとか、葉っぱと花の位置関係とか、実物からしか見えない細かいところを現地でスケッチする。

蓮池を囲む木々からシャカシャカ、シャカシャカと降るようなセミの声。

池からはウシガエルのモーモーという鳴き声が聞こえ、

泥で濁る水面をカモが泳ぎ、さざ波がゆれる。

強い日ざしとむんとした湿気。

蓮の花の瑞々しい色も、葉っぱのふちの波打つ形状も、いろいろなものが混沌と存在しているこの池の一部なのだなあと、

いろんな音を聞き、気配を感じながらスケッチをしていてそんなことを思った。

蓮は花も葉っぱも凛として清々しく、奥深いのだけど明るく澄んでいて、眺めるほどに心に色が染みてくるようだ。

その感動をそのまま水彩紙にうつしとることができたらと思うけれど、それは果てなく続く課題である。

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2009年9月 2日 (水)

佐藤ちひろさんの刺しゅうと小箱展『世界のおとぎ話』

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佐藤ちひろさんの刺しゅうと小箱展『世界のおとぎ話』を見に、銀座伊東屋の9階ギャラリーへ。

アンデルセンやイソップ、グリムなどの童話や日本の昔話を題材に、ストーリーに登場する動物や人を図柄にした刺しゅうをほどこした小箱が展示されている。

三匹の子ぶたや赤ずきん、白雪姫、みにくいあひるの子、さるかに合戦など、子供のころに絵本で見た世界が、美しい色の布と糸によって繰り広げられる。

布と糸の組み合わせが本当にきれい。

佐藤ちひろさんの刺しゅうはシンプルでわかりやすい図柄でありつつ、そのステッチは繊細で、明るくやさしい色使いとともにとても魅力的なのだ。

子ぶたもサルもカニもかわいくて、

「そうそう、こんなお話あったあった」と思わず顔がほころぶ。

なかには絵を見て、

「こういう王冠をかぶったカエルがでてきた話があったような気がするけれど、このお話はなんだったかなあ。たしかカエルが最後に王子様になって…」

と忘れていた童話に思いを巡らせたり。

佐藤ちひろさんの刺しゅうは、『ちいさな刺しゅう』(日本放送出版協会 , 2006年)で出会って好きになった。

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翌年に出た『やさしい刺しゅう』(日本放送出版協会 , 2007年)もとてもきれいです。

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*

刺しゅうと小箱展『世界のおとぎ話』は2009年9月3日(木)18時まで。

冒頭のイラストは展覧会の案内状にもなっているマッチ売りの少女の刺しゅうより。

赤いフードのところがふわふわしていてかわいかった。

ステッチだけではなくて、ふわふわとさせたり、中に綿をいれて立体にさせたりといろいろな手法の刺しゅうが見られるのも楽しい。

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